プロテクトシルCITは、鉄筋腐食抑制タイプの含浸系表面保護材です。コンクリート表面に塗布するだけで塩化物イオン等の侵入を抑制する吸水防止層を形成します。また、その成分が深く浸透し、鉄筋の不動態皮膜を再生・強化し、腐食を抑制します。
プロテクトシルCIT 効果のイメージ |
|
不動態皮膜とは?
鉄筋は、コンクリート中の強アルカリと化学変化を起し、緻密な酸化皮膜(不動態皮膜)を形成します。これがバリアとなり自らを腐食から守ります。 鉄筋の腐食とは? コンクリート中に塩分が侵入すると不動態皮膜が破壊されます。また、中性化によりコンクリートがアルカリ性でなくなると不動態皮膜が消えてしまいます。 不動態皮膜のバリアが無くなると鉄筋の腐食が始まります。 |
|
新設コンクリート構造物への塗布(予防保全) |
断面修復後の塗布(再劣化防止対策) |
専用施工機による塗布量管理に加え、腐食速度診断器による鉄筋腐食抑制効果の確認試験も行います。
表面含浸材塗布装置 |
鉄筋腐食速度の測定 |
鉄筋腐食速度診断機 |